自営業や個人事業主が払っている年金「国民年金」。会社づとめの人と違って、会社による上乗せも無いし、なかなか大変ですよね…。
ですが、国民年金保険料を前納(前払い)することで、割引にすることができるんです!
また、支払い方法(現金・口座振替・クレジットカード)によっても割引率が違ってきます。
そこでこの記事では、国民年金の支払いを少しでも安くする方法をご紹介します! ちりつも大事!
わたしも国民年金を払っていますが、もちろん、クドくしつこく比較して節約していますよ〜。
国民年金は前納がお得
国民年金保険料は、普通に毎月ごとに払っていくと全く割引はありません。
もちろんこれは正規の料金なので、損をしているわけではないのですが、これを前納をすると割引になるので、絶対にお得です。
また、前納する期間が長くなるほど割引も多くなります。
現金払い・口座振替・クレジットカードで、割引も変わってきますので、比較してどれにするか決めるのがおすすめです。
どうせ支払わなくてはいけないものなので、可能な範囲で前納して割引もらったほうが絶対にお得!
国民年金 支払い方法と前納の種類
国民年金の支払い方法は以下の3つあります。
- 現金(納付書)
- 口座振替
- クレジットカード
それぞれの支払い方法で、どんな前納方法があって、どのくらい割引になるかを見ていきましょう!
年金保険料は変動するので、ここでは例として、平成31年4月〜令和2年3月分の金額を使用します。大体の目安としてくださいね。
この期間の国民年金保険料は、月額16,410円です。
現金(納付書)支払いでの割引
- 毎月納付
- 前納(6カ月分)
- 前納(1年分)
- 前納(2年分)
支払額 | 割引額 | 2年に換算した割引額 | 割引率 | |
毎月納付(1カ月分) | 16,410円 | 0円 | 0円 | 0% |
前納(6カ月分) | 97,660円 | 800円割引 | 3,200円 | 約0.80% |
前納(1年分) | 193,420円 | 3,500円割引 | 7,000円 | 約1.70% |
前納(2年分) | 380,880円 | 14,520円割引 | 14,520円 | 約3.60% |
振込用紙を使って現金で支払う場合、やはり前納をすることで割引がもらえます。
前納6ヶ月から割引になりますので、一度に支払えそうなら利用して、800円ほど得しちゃいましょう!
口座振替での割引
- 毎月納付
- 早割
- 前納(6カ月分)
- 前納(1年分)
- 前納(2年分)
支払額 | 割引額 | 2年に換算した割引額 | 割引率 | |
毎月納付(1カ月分) | 16,410円 | 0円 | 0円 | 0% |
早割(1カ月分) | 16,360円 | 50円割引 | 1,200円 | 約0.30% |
前納(6カ月分) | 97,340円 | 1,120円割引 | 2,240円 | 約1.10% |
前納(1年分) | 192,790円 | 4,130円割引 | 8,260円 | 約2.00% |
前納(2年分) | 379,640円 | 15,760円割引 | 15,760円 | 約3.90% |
銀行口座から引き落としになる口座振替での支払いの場合のみ、「前納」のほかに「早割」があります。
金保険料の納付期限は翌月末ですが、当月末に口座振替する方法です。1ヶ月分早く引き落としになるということですね。
6ヶ月分を一気に払う必要もないので、これなら無理なく利用できるんじゃないでしょうか?
早割なら1年で600円、2年で1,200円の差がでてくるので、最低でもこれは利用しておきたい所!
クレジットカードでの割引
- 毎月納付
- 前納(6カ月分)
- 前納(1年分)
- 前納(2年分)
支払額 | 割引額 | 2年に換算した割引額 | 割引率 | |
毎月納付(1カ月分) | 16,410円 | 0円 | 0円 | 0% |
前納(6カ月分) | 97,660円 | 800円割引 | 1,600円 | 約0.80% |
前納(1年分) | 193,420円 | 3,500円割引 | 7,000円 | 約1.70% |
前納(2年分) | 380,880円 | 14,520円割引 | 14,520円 | 約3.60% |
クレジットカード払いの場合は、ポイントをどのくらいもらえるかを考えてみてください。
例えば、わたしは楽天カードを使っているので、お買い物100円で1ポイントが貯まります。
国民年金の前納2年を楽天カードで支払うと、380,880円⇒3808ポイントになります。14,520円の割引に加えて、3,808ポイント(円)ももらえるので、合計18,328円お得になる計算です。
お得ですよね!
国民年金の支払い 現金・口座振替・クレカの比較
国民年金を払う方法が決まっているのであれば、上でご紹介した表から、あなたに合ったタイプを選べばバッチリです。
反対に、現金・口座振替・クレジットカードのどれでもいいから、とにかく安くしたい!という場合(わたしです!)は、下の表で割引率を比較してみましょう。
割引率 | |||
現金 | 口座振替 | クレジットカード | |
毎月納付(1カ月分) | 0% | 0% | 0% |
早割(1カ月分) | ー | 約0.30% | ー |
前納(6カ月分) | 約0.80% | 約1.10% | 約0.80% |
前納(1年分) | 約1.70% | 約2.00% | 約1.70% |
前納(2年分) | 約3.60% | 約3.90% | 約3.60% |
割引率は、口座振替が一番お得になっていることがわかりますね!
ただし、上でも触れましたが、クレジットカードの場合、ポイントの付与があると思います。
わたしの使っている楽天カードの場合は、100円で1ポイントなので、クレジットカードを使ったほうが、口座振替よりもお得になります。
そのあたりをしっかりと計算して、金額を比べてみてから決めてくださいね!
また、前納の期間がながくなるほど、割引率が上がることもわかります。
2年分前納するのが一番お得と言えますね!
ただし、前納する期間がながくなるほど、一度に支払う金額が大きくなるので、負担もかかります。
6ヶ月や1年など、無理のない金額の支払いで大丈夫な長さの前納を選ぶのがおすすめです。
わたしは2年前納です。急にごっそりお金が減ってちょっとドキドキしちゃいますが、全体で見るとお得なのでOKです。
まとめ 国民年金の一番おとくな支払い方法はコレ!
国民年金の支払い方法別にいろいろと比較してきました。
結論としてい、国民年金をお得に支払うには
- 前納2年分
- クレジットカード払い
が一番おすすめだと言えそうです!
どうせ払わないといけないものなら、割引を上手に利用しないと損ですよね!
あなたもぜひ国民年金がお得になるようにチェックしてみてくださいね!